この事業は、独立行政法人農畜産業振興機構の公募事業であり、審査により事業実施主体が決定されます。
加工・業務用を中心に輸入量が多い又は拡大している野菜について、輸入からのシェア奪還を見据え、国内産が需要に応えきれていない品目や作型の作付拡大等を推進するため、大規模面積で実需者との契約栽培に取り組む取組主体に対し、一定の助成単価により事業対象面積に応じて3年間の取り組みを前提として助成金が交付される事業です。
■ 対象品目
【加工・業務用】
たまねぎ、にんじん、ねぎ、ほうれんそう、スイートコーン、えだまめ、ブロッコリー、ごぼう、
トマト(8~10月出荷)、セルリー(6~12月出荷)、にんにく、しょうが、さといも、
えんどう(1~7月又は11~12月出荷)、キャベツ(11月又は1~5月出荷)、レタス(11~3月出荷)、
かぼちゃ(11~6月出荷)、だいこん(4~7月又は10月出荷)、アスパラガス(2~5月又は9~11月出荷)
【生食用】
トマト(8~10月出荷)、かぼちゃ(11~6月出荷)
■ 取組期間
3年間
■ 事業実施主体
農協連合会、農協、農事組合法人、農地所有適格法人、特定農業団体、農業者の組織する団体
■ 助成単価
事業対象面積10アール当たり15万円
※取組期間の1年目に、3年分である15万円/10aをまとめて交付。
(事業採択ポイントの高い順に予算の範囲内で候補者を決定します。
■ 事業対象面積(1品目当り)
【加工・業務用】10ha以上50ha以下
【生食用】5ha以上50ha以下
■ 戸数要件
事業参加農家5戸以上
■ 成果目標
・全体の出荷量のうち、20%以上を対象出荷期間に出荷すること。
・対象出荷期間の出荷量が、現状に比べて10%以上増加すること。